みきさん(仮)
色恋沙汰っていうのは何歳になってもやめられないもので、自分自身、結構なオジサンになってしまったな…と思いつつも未だに女を抱くのを止められない。ただし、それは女も同様で、今回出会ったみきさん(仮)も自分と同じ色恋狂いの仲間かもしれない。「この歳で‘~ちゃん’づけされたのひさしぶりw嬉しい~w」なんて言って微笑む彼女。事前に聞いていた年齢よりもずっと若く見えるのだが、やはり自身の歳を気にしているようだった。しかし、俺は思う。この歳の、きっと生物的にメスとしてセックスを楽しめなくなる寸前の、まるで最後に蝋燭が大きく燃え上がるようなエロさというものは、想像を遥かに超えた凄まじいものなのだ。こればかりは同じ経験をした同士でないと解らない世界だとは思う。俺は彼女の期待の眼差しに応えるため、そして俺自身のオスを覚醒させるため、ちょっとしたイタズラを仕掛けてみるのだった…。