南浜屋セット!3
これから南浜屋の作品を読んでみたい!と言う方向けのお得な3本セットです!!
差分枚数634枚
●親友の彼女を寝取る時。〜希の場合〜
セックスだけが、自分の存在意義だった。
小さい頃から俺は人に自慢できる特技なんて物は無かった。
勉強も大して出来ないし、そこそこは上手くやれてたと思ってたスポーツだって人並み。
それらから逃げるようにして俺はギターを手に取り音楽を始めた。
でも、それも上手くはいってない。
学校の軽音楽部で結成したバンドでのボーカルとギターを務めているが、バンドのメンバーにくらべて俺のスキルは明らかに下手だった。
そんな俺だが唯一誰よりも自信がある事があった。
セックスだ。
幸運にも恵まれた見た目だったし、女に困った事は人生で一度もない。
そして、女を落とす事にも自信があった。
悔しかった。
何をやっても上手くいかない。
同じバンドでベースの悠人は学校に入った時からなんとなくウマがあって仲良くなった。
一緒に練習する度に俺は痛感する。
こいつには敵わない。
親友とも呼べるほど一緒に練習してきたし、遊んだ。
でもその度に俺はこいつに対して憎悪が湧く。
見返してやりたい。
悠人には同じ軽音部の彼女が居た。
野中希。
少し大人し目だけど、学年の男子では噂になるくらい巨乳の持ち主だ。
俺は見返してやるつもりで希に手を出した。
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●彼女が元彼と猿みたいにヤリまくっていた話。
俺の婚約者の絵美は会社の一つ上の先輩で、新入社員の時に仕事を教えてくれた人だった。
一緒に仕事をしている内にいつしか俺はこの人の事を好きになった。
絵美の成績は優秀、所謂エリートでその容姿もあって会社でも取引先でも人気。
俺なんかと思っていたけど絵美の異動が決まって俺は告白を決意。
ちょうど彼氏のいないタイミングだったのが良かったのかわからないけどオッケーしてくれた。
付き合いたての頃は絵美にリードされて全然彼氏らしい事出来なくて落ち込んだりもした。
でも俺は仕事を頑張って同期でいち早く昇進が決まった。
そのタイミングで絵美にプロポーズ。
絵美は喜んでくれて、少しは絵美に相応わしい男になれたのかもしれない。
そんなある日絵美に同窓会の案内が届く。
絵美は迷っていたけど、俺はたまには息抜きも必要だし出席したらと言ったんだ。
大丈夫、絵美はエリートだし一般常識をきちんと分かっている。
だから問題ないって思っていた。
でもそこには絵美の元カレが居て…。
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●妻が俺の後輩と猿みたいにヤリまくっていた話。
絵美はよく出来た妻だ。
家事全般が得意で料理は特に上手だし、仕事から疲れて帰ってもいつも労ってくれる。 そして、美人だ。
絵美とは職場恋愛だった。
先輩であった絵美は職場ではエリートで憧れの存在。
少しでも近づきたくて頑張った。
そのお陰か、仕事の成績も少しずつ良くなり、絵美への告白、そして、プロポーズも成功した。
順調な人生だった。
幸せな結婚生活。
いつか、家族にも恵まれて…。
そのはずだった。
だけど、俺は見てしまった。
絵美が元彼と浮気をしていた所を。
絵美は謝った。
ごめんなさい、許してほしい。
確かな事は覚えてないけど、泣きながら色々言ってたと思う。
どうしてこんな事に。
やっぱり俺が不甲斐なかったから?
分からない。
それでも俺はもう一度信じる事にした。
…だけど、俺は心の底から絵美を信じられなかった。
他の人から見たら幸せな結婚生活を送る中、俺は…。
絵美を本当にもう一度信じていいのか、試される事になる。